本編 04-06
ステップ3.地域の課題をつかむ
- ステップ2で基本的な情報を集めたら、いよいよ地域の課題をはっきりさせて行きます。
- 課題の探し方は、実際にまちを歩いて点検をする防犯診断をしたり、地域の人や子どもに聞いてみる(インタビュー調査)することが有効です。
- 地域の悪いところを探すだけでなく、地域の魅力やまちづくりの資源になりうるものを発見していくことが大切です。
防犯診断をしよう
ステップ2で集めた資料のみで検討することも可能ですが、実際にまちを歩いてデータを集め、地図化したり数値化したりすることで、課題がはっきりと浮かび上がることが多いものです。
本ヒントとガイドでも、いろいろな防犯診断の方法を紹介しています。地域の性格に合わせて実施してみましょう。
いろいろな防犯診断
※最も基本的な防犯診断です。大人から子どもまで気軽に参加することができます。
- 身近な公園調査

地域の人の声を聞こう
子どもたちや地域の人の生の声を聞いてみましょう。計画づくりのメンバーとは違う世代や立場の人の声をよく聞くことが重要です(小中学生・障害者・高齢者など)。生活スタイルが違えば、感じることや課題も異なっているものであり、思わぬ発見があるでしょう。
地域住民の声を聞く方法
公的機関や専門家の協力を得る
- 自治体・警察・大学等の専門家の協力を得て、専門的な視点による現状分析を取り入れることも検討してみましょう。
- まちづくりNPOも力強い味方となります。
- 子どもたちの意見を聞いたり、一緒に活動をしたいときには、学校の協力も検討してみましょう。