あなたはご存知(知識編)

利益の拡散   防犯対策の効果の広がり

  1. 利益の拡散とは、防犯防策を実施した場所・時間・標的で犯罪が減少するだけでなく、防犯対策をしなかった隣接する場所・時間・類似する標的でも犯罪が減少することをいいます。
  2. 防犯対策の効果が、周囲に広がっている様子です。

利益の拡散の例

  • ある地域で防犯パトロールを実施したところ、パトロール地区だけでなく周辺地域の空き巣も減少した。
  • 一部の電車内に痴漢防止の監視カメラを設置し、車内に監視カメラ設置の掲示をしたところ、他の電車内においても、痴漢が減少した。
  • ある地域で交通取締りを強化したところ、同地区で交通違反が減少しただけでなく、他の地域でも交通違反が減少した。

利益の拡散が起こる理由

犯行者が具体的な対策の場所や時間などを知らないので、犯行に慎重になるからと考えられます。

*利益の拡散とは対照的な現象に「犯罪の転移」があります。

利益の拡散を促進するポイント!
①防犯対策を実施していることを、十分に広報してアピールすること。
②防犯対策の具体的な実施方法については、関係者以外にはあえて広報しないこと。
③犯行者が対策を予測しにくいよう、なるべく複数地区・時間で行うこと。


*参考文献 Ronald V. Clarke and John E. Eck, “Crime Analysis for Problem Solvers in 60 Small Steps”

知識編

ヒントとガイド

  • はじめに
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  • 防犯からまちづくりへ
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