交通調査で数値として地域の実態を把握する(水谷東地区)

水谷東地区の取り組み(1)

安心・安全を実現するには、地域の実態・課題を数値として把握することが重要です。

特に交通問題は、個人の経験の違いや思いこみによる差が大きいために、調査を住民自らが協力して実施することで、現場の状況を意識と数値で共有することが可能になります。

住民自らが調査して、それをもとに安全なまちづくりへつなげる活動をしている、水谷東地区の事例をご紹介します。

(1)参加型交通量調査

レシピ

数取器(カウンタ-)、危険を感じる場所の情報、マンパワー


作り方

ステップ1:どこが、いつ危険かを確認する

水谷東地区では、通行規制があるにも関わらず通過自動車交通が危険との認識がありました。そこで、都市交通を研究する大学の研究室のアドバイスを受けて、地域内でどの地点を調査するかの検討や、調査時間の検討を行いました。



ステップ2:どんな調査にするか決める

ホームセンターで売っている数取器(カウンタ-)を用いれば、専門業者でなく地域住民自らが実施することが可能な事が分かりました。そこで、住民自らが交差点における方向別交通量調査をすることになりました。




ステップ3:みんなで調査してみる

大学の研究室の協力を得て、調査結果の集計と分析をすることができました。

黄色のパーカを着た地元住民が自ら調査している写真


(2)得られた成果

交通量調査結果から交通規制がかかっているにもかかわらず、通学路に進入してくる通り抜けの交通が多くあることが判明しました。そこで、大学の研究室の提案などを受け、町会が独自の警告看板を設置するなどの対策を講じました。

また、信号が無く交通誘導ボランティアに頼っていた小学校直近の交差点が改良され、
歩道も拡がり歩車分離式信号となって安全・安心な交差点に生まれ変わりました。



小学校直近の交差点
泉川東小学校直近の交差点

ヒントとガイド

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  • 防犯からまちづくりへ
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  • 情報の共有
  • 取組みの評価と改善

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