女子大が警察と連携してリフレクターの啓発ポスターをデザイン

京都府警察本部と京都女子大学の連携

ポスター裏面

京都女子大の学生たちがデザインしたリフレクター(反射材)の啓発ポスターが評判を呼んでいます。
 車のヘッドライトの光に反射するリフレクターは、車の運転手からの歩行者の発見遅れが原因となる事故に効果的であることが知られています。京都府警は、交通事故に遭いやすい高齢の歩行者の夜間における交通安全対策として、リフレクターを高齢者に配ってきました。しかし、身につける人は少なく、なかなか普及しませんでした。
 ドイツとフィンランドのリフレクターの普及について調査した京都府警の担当者は、「リフレクターは、お年寄りだけが身につけると高齢者マークになるので普及しない。」として、子どもから高齢者まで年齢を問わず身につけるのを常識とする意識改革が必要と考え、普及・啓発に乗り出しました。
 そこで、平成26年11月に「交通安全に係る連携・協力に関する協定」を締結した京都女子大学に協力を依頼し、家政学部生活造形学科の山岡俊樹教授の指導の下、大学の教育・研究の一環として学生たちがポスターを制作することになりました。
 まず、警察の担当者が学生たちにリフレクターの意義と必要性について詳しく説明し、“誰でも身につけることを常識とする意識改革”を促すようなデザインのポスター制作を求めました。そこで学生たちは、実在の地域交通ボランティアのご夫妻の京都言葉のスナップを起用することで、地域の高齢者の方々には親しみやすく、子どもや若者には斬新で興味を引くポスターになりました。
 警察関係者からは、「警察が作成すると、どうしても実務的なポスターになる。アイデアが若者らしくて良い」という高い評価を得ていました。学生が大学教育の中で自ら考えることで、交通安全教育に参加実践した警察と大学の連携協働の好例と言えます。

(文責:森脇環帆)

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