事例 地域の問題をつかむ

子どもから子どもへ 受け継ぎ・更新される地域安全マップ(久米地区)

久米地区青少年健全育成連絡会の取り組み

まちの問題やよいところを知るのに最適な地域安全マップ。
でも、まちは日々変化していきます。
一度つくった地図が古くなってしまうことも……。

それに、子どものためのマップには子ども目線での情報が重要。
大きい子から小さい子へ、毎年受け継がれて更新される
久米地区地域安全マップのレシピを紹介します。

レシピ

大きな地図   小さな地図  いろんな色のシール  いろんな色のペン  小さい子への想像力

ステップ1:子ども中心の地図づくりを準備

大人の役割は、地図に貼るシールなど材料の準備・年齢がばらつく班づくり・当日の見守りなどのサポート。

先生が教室で呼びかけると参加する子が増え、楽しい雰囲気に。「友だちがいるから来た」という子も多いんです。

まち歩きの成果を大きな地図にまとめるために色とりどりのペンやかわいいシールを準備しておくと、より楽しさを演出できます。

ステップ2:小さい子のことを考えさせる

マップづくり当日、小学生は、マップを使う新一年生を意識して情報を集めます。
二、三年生は少し前のことを思い出し、高学年は小さい子たちが気づかないポイントを意識して探します。
中学生は小学生を助ける記録役。
「大きくなった自分の役割」を意識させる仕掛けです。

ステップ3:マップを受け継ぐ

まず、新入生にマップを配ります。
二年生以上の子どもたちも、もちろん自分たちのつくったマップを使います。
また、学校の廊下に毎年ぶんの安全マップを貼るなどして、子どもたちの恒例行事にします。
大人はマップづくりのノウハウや道具を継承。近所との交流のきっかけにもなっています。

久米地区青少年健全育成連絡会は、久米公民館館長が代表をつとめ、地域のさまざまな人が参加しています。久米地区は規模からも地域の伝統からも、公民館単位が地域活動の単位として適しているためです。
その連絡会がマップづくりをしようと考えたときに、松山市の教育委員会が安全マップづくりのノウハウを持つNPO「しょうまち」に連絡会を推薦したのがきっかけで、マップづくりがはじまりました。

2010年度のマップづくりでは、久米地区のすてきなところ、気をつけなければいけないところ、子ども110番の家(久米では「まもるくんのいえ」という名前です)、などなど、情報の種類ごとにシールをつくりました。

シールは低学年の子どもも簡単に使え、楽しさも演出できる重要アイテム。

ヒントとガイド

  • はじめに
  • 子どもの成長と安全
  • 地域の問題をつかむ
  • 組織づくり・運営
  • 計画づくり
  • 防犯からまちづくりへ
  • 活動をふくらませる
  • 担い手をつなげる
  • 情報の共有
  • 取組みの評価と改善

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