組織づくり・運営

本編 03-13

資金づくり2:自分たちで稼ごう   

  1. 助成金はいつまでも受けられるわけではない
  2. 活動費を確保するアイディア


助成金の限界

  • 助成金の多くは、活動が軌道に乗るための補助として行われていることがほとんどです。したがって、ずっと助成金を受け続けられないと考えましょう。
  • 助成金が受けられなくなったとたんに、活動が縮小・消滅してしまうケースも少なくなりません。
  • 助成金がもらえなくなった後、どうやって自分たちで活動資金を稼いでいけるかをしっかり考えておきましょう。


活動費を獲得するために

寄付は、参加活動の一つのカタチとして考えよう

寄付を集めるのに、ちょっと気後れしていませんか?

寄付は活動資金や活動物品の提供を通して、活動を支えているととても重要な活動参加でもあります。普段の見回り活動には参加できないけれど、活動には賛同しているという方が、活動を応援するきっかけにもなります。


寄付する側に立って、考えよう!

寄付をしてもらって、それで終わりではありません。

では、どのように寄付を得て、活動に、寄付者に返していけば良いでしょうか?

そのためには、寄付を集める前に、何のための寄付を集めるのか?寄付をどのように活動に反映すればいいのか考えましょう。

寄付をする側が「こういう目的だったら、ぜひ寄付というカタチで応援したい!」と思える計画づくりが大切です。

計画を立てる際には、次のような順番で考えましょう。


(参考文献:「NPOのファンドレイジングをはじめよう〜市民の力を掘り起こす「資金開拓」」特定非営利活動法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会


活動費を確保するアイディアの事例

  • 活動に賛同してくださる方や、活動の参加者に寄付を募ります。
  • 単にお金を集めるだけではなく、物品と交換するなどの方法もあります。


東京都足立区第十一中学校区 地域株「花むすび基金」

「花むすび活動」の経済的自立をするため、地域株を発行する「花むすび基金」を設立。地域株という名称だが、花の“株”ということもかけたネーミングであり、実際には寄付となっている。


(1)地域株の発行の仕方

  • 1株2000円である。年に1度、広報誌にて購入希望者を募る。
  • 株主は定期的に広報紙を受け取り、活動や基金の使い道について知ることが出来る。
  • 株は1年度限り有効。


(2)基金の活用方法

  • 花むすびの活動だけでなく、中学校区の健全育成の支援として基金を活用(1/3が花むすびの活動、1/3が部活動の全国大会などへの遠征費、1/3が株主への通信費や交流会(芋煮会)などの費用)


(3)持続させるために

  • 個人は1株限定(団体会社も最大5株まで)。長く続けるためには金額設定も大事であり、一挙にたくさんもらうのではなく、寄付してくださる人も無理のない設定に。
  • 株主には使い道を明確に報告している。もので返していくのは重荷となるので、活動とその報告を確実にしていくこととしている。
  • 金額が大きすぎると支援してくださった人に還元していくことが大変になってしまうため、もらう側も重荷にならないような金額設定になっている。


熊本県熊本市オバタリアンパトロール隊による着物リメイク活動

  • 着物を洋服や小物に作り替えて販売を行っている
  • ものづくりは高齢者の認知症予防にもなり、一挙両得。
  • 着物リメイク活動で得られた資金をもとに、自治体に頼らない運営を可能にしている。

オバパト隊の事例はこちら

ヒントとガイド

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