組織づくり・運営

本編 03-05

停滞した防犯活動をどうテコ入れするか   

  1. 停滞した防犯活動の活性化には「防犯活動」→地域全体での「防犯まちづくり」へと視点を広げよう。
  2. 防犯活動に関連している組織間やメンバー間の連携も強化してみよう

(1)防犯活動の停滞の主な原因とは?

  • 同じ地域内に関わらず、防犯活動を行っている団体同士の相互の連携に欠けている。
  • 地域内に連合組織はできているが、活動の連絡会にとどまり、地域全体の方向性が共有されていない。
  • 担い手が一部の人に限られるなど、人材や活動がやや偏っている。
  • 防犯活動の効果がはっきりしない。活動が地域住民から報われていない。


事例:小学校の活動と町会の活動をまとめて連携につなげる

世田谷区太子堂地区では、小学校と町会が個々に防犯活動を行っていました。そこで、各団体の活動の聞き取り調査をして活動を一覧にまとめ、報告会として各団体が顔を合わせる機会を作りました。これにより、地域全体の課題が共有できました。さらに、地域全体で安心・安全について意識を高めるための新しい安全マップづくりを作成する動きが生まれました。

(聞き取り調査および報告会は、子ども安全まちづくりパートナーズが支援しました。報告会の詳細はこちら


(2)防犯活動にまちづくりの視点を!

  • 防犯活動の効果を上げるには、地域全体で取り組む「防犯まちづくり」に視点を広げましょう。
  • 地域全体で取り組むときは、テーマを決めると行いやすいものです。
  • 右の手順を参考に、まずは話し合いをしてみましょう。

→防犯活動を「防犯まちづくり活動」へ

→防犯まちづくり計画をつくってみよう(計画づくり)

(3)計画→実行→ふりかえり→見なおしのPDCAサイクル

  • 「防犯まちづくり」の視点では「継続性」と「成長」が重要なキーワードです。
  • (2)で地域全体の取り組みを計画し、活動を実施したら、必ずふりかえりを行って、良かった点、反省すべき点を挙げてみましょう。
  • 効果があったと思われることは積極的に評価して、次年度にも活かしましょう。
  • 反省すべき点は改善を行って活動計画を練り直し、次年度につなげましょう。


→PDCAサイクル【あなたはご存じ?知識編】

ワーキングチームのすすめ

例えば、防犯活動連絡会などの各組織の代表者会議の場合、情報の交換には適していますが、地域全体の取り組みを具体化するには組織が大きすぎて難しいことが多いものです。そこで、代表者会議では方向性を決め、小回りのきく実働部隊(ワーキングチーム)をつくって、活動の具体化をする方法もあります。

ヒントとガイド

  • はじめに
  • 子どもの成長と安全
  • 地域の問題をつかむ
  • 組織づくり・運営
  • 計画づくり
  • 防犯からまちづくりへ
  • 活動をふくらませる
  • 担い手をつなげる
  • 情報の共有
  • 取組みの評価と改善

参考にしたい

  • モデル地区
  • 先進事例

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