防犯からまちづくりへ

防犯から防災、福祉への取り組みへ   

  1. 子どもの防犯活動が、防災や福祉の取り組みへの展開のきっかけになります。
  2. 子どもの防犯活動で培われる地域の絆が、まちづくりの重要な基礎になります。

なぜ、子どもの防犯活動が防災や福祉の取り組みに展開できるのか

子育て世代が地域活動に関心を持つ

多くの地域では、地域活動に対する子育て世代の関心が低いという悩みを抱えています。その原因の一つとして、近年の急激な少子高齢化や社会経済状況の変化に対し、活動内容が旧態依然で、地域の課題に対応できずに、若者などの共感が得られてないことがあげられます。
子どもの地域での安全安心の確保は、子育て世代にとって極めて重要で、大きな悩みになっています。
地域の高齢者による子どもの防犯活動の成果が実感できれば、子育て世代は地域活動が身近で有益であることを認識することができます。

高齢者に対する敬意や感謝の気持ちが生まれる

子どもの防犯活動の参加者の多くは高齢者となっています。それは、共稼ぎや母子家庭世帯の増加などにより、日常的な子どもの防犯活動に子育て世代の直接的な参加は難しい状況だからです。
高齢者は「サービスの受益者」とのイメージを持たれがちですが、地域のことを熟知し、地域に愛着を持つ高齢者が子どもの防犯活動に参加することで、高齢者に対する敬意や感謝の気持ちが子どもや保護者の間に生まれ、地域のつながりの大切さを実感できます。

顔見知りの関係が生まれる

高齢者による子どもの見守り活動により、子どもと高齢者、そして、参加する高齢者どうしが顔見知りになります。また、保護者も見守り活動に参加する高齢者への感謝の気持ちを伝える場を設定することにより、保護者と高齢者も顔見知りになります。
このように、高齢者が子どもの防犯活動を積極的に行うことにより、多世代の住民が顔見知りになることができます。

多世代の参加により”お互いさま”の関係に発展する

通常、災害時の要援護者の支援や高齢者の安否確認などを地域で検討しようとしても、その参加者や担い手のほとんどは高齢者になってしまいます。しかし、高齢者による子どもの防犯活動により、子育て世代が地域活動の重要性や高齢者に対する感謝や敬意を実感できると、子育て世代が防災や福祉などの地域活動に積極的に参加するようになり、地域にお互いさまの関係が育まれます。
このように、高齢者による子どもの防犯活動が、子どもや保護者の地域活動への参加につながります。

ヒントとガイド

  • はじめに
  • 子どもの成長と安全
  • 地域の問題をつかむ
  • 組織づくり・運営
  • 計画づくり
  • 防犯からまちづくりへ
  • 活動をふくらませる
  • 担い手をつなげる
  • 情報の共有
  • 取組みの評価と改善

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