防犯からまちづくりへ

ハード面の整備:公園の安全   

  1. 防犯活動を防犯まちづくりへと発展させるためには、ハード面の整備も考えてみましょう。ここでは、公園の安全を確保するための工夫を紹介します。
  2. ハード面の整備は地域住民だけでは 難しいもの。行政と上手に連携し、長期的な視野を持って粘り強く活動をしましょう。


公園の安全面を高めるハード面の工夫

公園の利用者を増やし人の目を増やすこと、公園への見通しを確保すること、景観やデザインに配慮し適切に管理をして良い雰囲気をつくることが基本です。


見通しのよい公園

  • 一定の緑量を確保しつつ見通しを良くするため、低木の高さを人の目線よりも下げ、高木の樹冠を人の目線よりも上げるように剪定します。






花と緑

  • 花壇などの花や緑は公園に潤いを与えるだけでなく、それをお世話する住民の存在が感じられます。そのような公園は犯罪企図者が心理的に近づきにくくなります。
  • ただし、管理をきちんと行わなければ、逆に犯罪企図者を引きつけることになりかねないことに注意しましょう。



まちの縁側

  • 昔ながらの縁側のように、気軽に立ち話ができる場所をつくります。公園で人がくつろぎ憩う場所があることで、人の目を増やします。

サードプレイス(あなたはご存じ?知識編)





耐バンダリズム

  • ベンチやトイレなどに破壊や落書き(バンダリズム行為)をしにくい材料を使ったり、工夫をします。
  • それでもバンダリズムが行われてしまった時は、速やかな原状回復に努めましょう。

 

→バンダリズム(あなたはご存じ?知識編)

→割れ窓理論(あなたはご存じ?知識編)


まんなかの広場

  • まちの中央にある広場は、周囲から見守られやすく、安心して遊んだり、憩うことができます。
  • 広場を外から見守ることができるよう、道路とのつながりを確保したり、住宅・店舗等の表側が広場に向くようにします。


アクティブゾーン

  • 公園の周りに人の目の多い施設(アクティブゾーン)があると、自然に公園への人の目を増やすことができます。
  • 具体的には売店やオープンカフェなどの商業施設や、公民館・図書館などの公共施設などから、公園が見渡せるようにします。

出典:建築研究所「防犯まちづくりデザインガイド 計画設計からマネジメントまで」2011年

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