担い手をつなげる

本編 07-04

地域の学校とのつきあい方   

  1. 地域での防犯まちづくり活動をしていく上で、学校とつながることは大変効果的
  2. 校長先生に理解協力を求めるのが先決

(1)学校とつながりたい!

  • 学校の理解と協力が得られれば、学校を拠点とした輪が広がります。学校の教職員・PTAと地域とのつながりが作れます。
  • 学校(特に小学校)は地域の中心になりやすく、学校を打ち合わせ場所、イベント開催の拠点とすることができます。
  • 防犯まちづくり活動への子どもたちの参加も期待できます。
  • 学校が関連することで子どもたちへ活動が周知され、地域の大人と子ども同士であいさつができる関係になります。その関係の広がりが、防犯まちづくり活動の基盤になります。


(2)学校とつながるには?

  • 校長先生の考え方にもよりますが、まず校長先生の理解と協力を得ることが近道です。
  • 先生方との個人的な信頼関係はもちろんですが、校長先生の理解を得られれば学校全体として地域とつながることができます。
  • たとえば、朝のあいさつ運動に運動部の生徒が参加したり、地域の行事に放送部の生徒が協力したりできるようになります。
  • 地域の運動会や祭りを学校で開催している例もあります。
  • 学校の先生は、毎日の授業や行事など、子どもたちの指導で忙しいのが現状です。


工夫のしどころ

  • 先生方の負担を減らし協力を得やすくするために、学校の授業や行事、生徒指導など学校業務の一環として行える工夫をしましょう。
  • 学期の区切りにあわせたり、週休2日制の見直しがされている土曜日に設定してみましょう。
  • 地域での防犯パトロール活動の取り組みがあれば、先生方に参加してもらうのも一案。先生方との日常的な情報交換ができ、防犯まちづくり活動、イベントの開催の相談を気軽に相談することができます。

学校との関係づくりは根気よく
公立の学校であれば、先生方には人事異動があります。かりに協力を得られない校長先生であったとしても、数年後には別の人になります。辛抱強く協力を呼びかけるとよいでしょう。また、幸運にも理解と協力を得られる校長先生であれば、人事異動で動じない裾野の広い協力関係が築けるとよいでしょう。


事例

市川市曽谷地区

小学校と自治会・商店会などが協力して「防犯まちづくり委員会」を結成し、様々な防犯活動を展開したり、情報の共有をしている。

写真はガリバーマップを使った地域安全マップづくり。商店会主催の「桜まつり」の一環として、小学校の校庭で開催され、小学生だけでなく地域の人も参加した。

曽谷地区の事例はこちら



岡崎市竜美丘地区

NPO法人岡崎まち育てセンター・りたは、地域密着型の中間支援組織(支援者)として地域の防犯まちづくりを支援している。当該地区では「一部活動者への負担の集中」が課題となっていたが、NPO法人りたが「まずは集まってみよう」「やってみよう」と防犯まちづくりビジョンの共有などを支援した結果、現在では、防犯まちづくり組織、「あんあんクラブ」が設立され、PTA、学校教員、老人会等を中心とするボランティア182名によって、見守り活動を中心とした防犯まちづくりが支えられている。


参考資料

地域密着型中間支援組織による防犯まちづくり支援のあり方(その1)

地域密着型中間支援組織による防犯まちづくり支援のあり方(その3)

ヒントとガイド

  • はじめに
  • 子どもの成長と安全
  • 地域の問題をつかむ
  • 組織づくり・運営
  • 計画づくり
  • 防犯からまちづくりへ
  • 活動をふくらませる
  • 担い手をつなげる
  • 情報の共有
  • 取組みの評価と改善

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