子どもの成長と安全

本編 01-01

子どもの成長を妨げない (子どもの目線に立つ)   

  1. 子どものことを知っているようで実は知らないことに気づこう。
  2. 子どもをよく見てみよう。子どもも多様であることに気づこう。
  3. 年齢や性差などの違いと発達段階の特徴を知り、防犯を子どもの目から見てみよう。

子どもの特性を知りましょう

  • 子どもといっても大人以上に多様です。そのことをまず自覚しましょう。
  • 子どもはよちよち歩きから身の周りの探索、そして仲間とつきあいで行動圏が広がるなど、発達の重要な階段を上っていきます。その階段を大人がしっかりと考えることが大事です。

  • 大人も自分の子ども期を思い出してみるのも必要ですが、幼児期の状態は忘れてしまっています。そこで右図のような格好で動いてみるのも一案です。
  • 子どもの行動を観察しましょう。子どもに聞いてみましょう。子どもにお気に入りの場所などを案内してもらうなどもよいでしょう。


出典:今井博之 「クルマ社会と子どもたち」(その後)交通沈静化の海外の取り組み(クルマ社会を問い直す会,2004)をもとに作成

参考 こどもの発達の4段階

発達心理学者のピアジェは発達段階の特徴を4段階に区分している。一人歩きで外出しだす幼児期が一番心配であるが、その前操作期という特徴は図のように大人が知覚する能力とたいへん異なる。

この点を十分認識する必要がある。


  • 感覚運動期(0〜2歳) 親の保護を必要とする
  • 前操作期 (2〜7歳) 小学校低学年までは守られる環境 自宅周り・自然要素が重要
  • 具体的操作期(7〜12歳) 仲間のつきあいと探索行動 自然環境が重要(この時期は小学校低学年時と次期の形式操作期の徴候がある高学年と区分してみた方がよい。)
  • 形式的操作期(12歳以降) 形式・観念で理解。外の世界に巣立ちたくなる。居場所が重要。

子どもと同じ目線で先入観を捨てて、また今時の子どもは?という否定することをしないで、今の子どもたちのありのままの行動や気持ちを聞いてみたり、案内してもらいましょう。

ヒントとガイド

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