地域の問題をつかむ

本編 02-12

くらがり調査2 方法A:地図を使ったアンケート調査   

参加人数

調査票の集計者:1〜数人  アンケート回答者:配布範囲の居住者数の10%以上を目標に。

準備するもの

  • アンケート調査用の地図
  • 調査票を入れる封筒
  • 調査票を回収する入れ物(郵送回収の場合は返送用封筒と切手)
  • 縮尺が分かる地図(住宅地図など)
  • 色鉛筆、マーカーなど地図に着色するための文具


■調査の準備

1.調査範囲を決める

調査範囲は地域の状況や調査体制に合わせて設定しましょう。


2.地図を準備する

調査範囲内を網羅する地図を準備します。住宅地図や地形図などの、縮尺がわかる地図がよいです。

地区の状況に応じて、50mや100mといった一定の間隔で地図上にマス目をきります。マス目ごとに番号を振ります。このマス目の番号を回答してもらいます。



調査票を作成する

右図を参考に、設問、回答欄を設けます。調査票には必ず、調査実施者の団体名、担当者、連絡先、調査の目的を書くようにします。


設問例:別紙地図は、あなたがお住まいの地域をメッシュ(網の目)に区分したものです。それぞれのメッシュにはA1のようにメッシュ番号がつけてあります。設問に対して該当すると思う場所のメッシュ番号を選んで、それぞれの回答欄に番号を記入してください。

Q1.暗がりによってチカンやひったくりなどの犯罪の不安がある場所はどこですか?

Q2.暗がりにより交通事故や転倒などの事故の危険を感じる場所はどこですか?

Q3.その他、日頃から暗いなと感じる場所はどこですか?

調査の進め方

  • 調査票を配布します。地図と回答用紙がバラバラにならないように、封筒に入れましょう。配布方法は、手渡し、郵便ポスト投函、郵送など、その時の状況に応じて選択しましょう。
  • 調査票を回収します。回収ポストを設置する、郵送で送ってもらうなど、その時の状況に応じて回収方法を選択しましょう。
  • 調査票が集まったら、メッシュ番号ごとに選択者数を集計します。
  • 各メッシュを選んだ人数(または人数の割合)に応じて地図に色をつけていきます。色が濃いところが選んだ人が多いメッシュ、薄いところが少ないメッシュになるようにします。
  • 色づけすることで、地域住民が暗いと感じているところが一目で分かるようになります。


■現地確認調査

アンケート調査の結果をもとに「暗い」と判断した場所は現地で確認を行います。そして、改善方法の検討に入りましょう。


出典:「防犯まちづくりのための調査の手引き」建築研究資料 No.117号(2009年5月)独立行政法人建築研究所

ヒントとガイド

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